イタリア旅行記・ローマ/フィレンツェ/ベネチア/ナポリと大都市を巡る旅

年度末になってようやく夏休み取得で一週間ばかりの休み。
適当に興味のある国のうち切符が簡単に取れたイタリアに行くことに。
旅行ということで、買ってもいいかなと思ってたIXY DIGITALをおもむろに購入し旅へと出かけた。

エルコラーノ サンタルチア城
3/11

毎度のことながら、成田に行くのは苦痛というのに、 今回は乗換え便ということもあって、出発時間が早く5時半ごろに家を 出ないとならないと言う、悲しい出発。まあ大韓航空ということも あって、ソウル−ローマ間ではビビンパも出たし、すいてたおかげでシート3個に 横になって行けたので、まずまずの往路だったということであろうか。
夕方ローマに到着し、とりあえず駅まで移動して宿を探そうかと思っていたが、 ふと今日中にナポリまで行けそうかなと思い直して、その日のうちに移動。 さっさと、宿を選んで屋台で本日4度目かなという食事をとってから、 明日に備えることとする。

3/12

朝一で、今回の旅行の一応メインのつもりでやってきてた、ポンペイの遺跡を見に行く。 駅について外から遺跡の外観を見ると、今までいろいろな国でみた遺跡と 大して変わらなそうと、やや意気消沈しながら入っていくと、予想も違わず あまり感動がない。遺跡のうち1/4程が製作中?という感じで、今 公開してるところも、観光用に作ったものだなとありありと感じられたのが、 そう思えた理由であろうか。ただ、有名なCasa di Vettiにあった壁画には、 こんな昔から騎乗位があったんだって知らされるようで、すごく人の歴史を感じた。
ポンペイの帰りに、その足でポンペイの遺跡よりは小さいが、 家はわりと残ってると言われるエルコラーノに寄る。確かに町並みの残り方が ポンペイよりきれいで見やすいが、どうも遺跡を見るのは飽きてるのかな という感が強かったので、さっさとナポリに戻る。
戻ってみると、まだ2時ぐらい。 ふと今回の旅程には考えてなかったベネチアにも行ってみようという 気になってきたので、駅で夜行の出発時間を調べた後、ナポリの町を 見に行く。昨晩も感じたことだが、ゴミがいたるところに捨ててあって、 かなり汚いというのが一番の印象だが、ヨーロッパに来たんだなという 感じは与えてくれ、今までとはちょっと違った気分。 特にサンタ・ルチア港のあたりの景色はとてもよく、カップルいっぱいってのも 当然かなって思えましたが、さすがに人目をはばからずいちゃついてるのには、 参りものって感じでした。
一通り街を歩いた後、駅に行って切符を取ったのですが、駅のインフォメーションも 切符売場の人もえらい不親切。何度か間違ったあげく、何とか切符は購入できたが、 寝台はとれないし予約席もなし。早めに列車に乗込んだ後、コンパートメントの一つ 占領したが、出発間際に一人増えて2人。とりあえず寝ながら移動できたのを よしとしながら、ベネチアに向かう。

ヴェネチア
3/13

朝早くベネチアに到着するも、無常にも雨。 移動疲れもあったので、さっさと宿を確保し、一休みしてから後のことを 考えることする。が、数時間寝てから外を見るとやはり雨。 雨具を持ってきていなかったので仕方なしに傘を購入し、 とりあえずサンマルコ広場ぐらいは見てくるかと歩き出す。 車がいないこともあるだろうが、ラグーン中の道は小さな路地ばかりで、 複雑な迷路と化しており、気が付けば同じところを歩いているなんてことを 初めて体験しながら、とりあえずサンマルコ広場へ到着。 このころには雨も上がったが、さえない天気のため建物も海の色もくすんでて、 ちょっといまいち。ま、それでも本当に海上都市だなという雰囲気あって 旅してるなという感じは十二分。この日は、天候のこともあって、 あまり観光地めぐりをしないで比較的平和に一日を終えました。

ボローニャ
3/14

朝起きてみると、昨日とは打って変わってのどかないい天気。 あまり美術は分からないながら、とりあえずアカデミア美術館を覗いて、 その後一路サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会をめざす。 鐘楼からの眺めも天気がいいおかげでかなりよく、ここまで足を伸ばしてよかったって 感じだ。昼ぐらいには見たいものは見終わったので、駅に向かいその足でボローニャに 向かう。
ポルティコ(柱廊)のある大通りを抜けて、中心部のマッジョーレ広場に向かうが、 観光客もそう多くなく落ち着いた雰囲気でいい感じだ。 しばし休憩した後、アリネッシの塔に登り街並みを見た後、旧ボローニャ大学に行く。 世界初の人体解剖が行われたと言う歴史ある大学あって、解剖室のみならず外観や 廊下などにも歴史が感じられた。あと、かなり安い自販機があったのも、 大学ならでわって感じであろうか。
ここらで、そろそろいい時間になったので、 宿を見つけて美味いものでも食べに行くかと考えたが、あまり宿を見かけなかったし、 あまり安くないとガイドにあったので、明日行こうかと思ってたピサに移動して 宿をとることにする。が、これが失敗。前回から利用してた駅の自動切符 発券機で、時間を調べて乗ったのだが、最初の電車が40分も遅れてしまい、 おかげで途中の街よりは行くことができず。仕方なく、その街で一泊してから 明日移動しようかと思い直し宿を探すが、聞き込みもむなしく宿無し。仕方なく、 割と近いフィレンツェまで行けば宿もあるだろうと、切符に書いてある区間では ないが、フィレンツェまで移動し今回の旅行でもっとも高かった宿に泊まる。

ピサの斜塔
3/15

昨日の屈辱を忘れず、朝一で安宿に移動し、その後ピサに向かう。 ピサと言えば斜塔だが、生で見ると確かにかなり驚きの傾き方だ。 あれで立っているのが不思議ってぐらいの塔だから、登れないのも仕方ないというのも 分かるが、せっかく行った身としてはちと残念だった。
ピサには他にこれと言って見たいものもなかったので、昼頃の電車で フィレンツェに戻り街を歩くことにした。 街並みがきれいだと言うことを期待して歩いてたのだが、 ベネチアから来た身としては車が多いのと、またドゥオーモの 外観もあまり趣味じゃなかったこともあっていまいちだった。 どちらかと言うと、ウフィツィ美術館やその前のダビデの像などの 芸術作品の方がいい感じだったようだ。普段、芸術とは無縁の私なのだが。 あと、目に留まったのは、土産物屋でよく見かけた ダビデの像のボディー(含、○んこ)をプリントしたエプロン。 さすがに、買わなかったがダビデの像を単なる卑猥な彫刻って イメージしかもたなくするような抜き出し方にはかなり笑えた。
夜は、列車で話した日本人に薦められてたセルフのレストラン・ レオナルドに行ってみた。2品+ビールを取ったのだが、 話に聞いた通りかなりの格安。物価高のせいで思いのほか 食事を楽しめてなかったので、この店で初めて晩飯を楽しめた。 といっても、一人者の常として侘しさは感じることになったのだが。

トレビの泉
3/16

今日からはいよいよローマ観光ということで、朝一でローマに移動して、無事に 宿にはいる。ローマだったら当然格安ドミトリーはあるのだが、昨日、どうも学生とは あわないかなと感じたので、今日は安めのシングルだ。チェックインのときお茶が 出てきたのと、自慢の?ベランダを見せてくれたのは悪くなかった。
早速荷物をおいたあと、市内の観光地めぐりに出かけた。 今日のコースはヴェネツィア広場・ナボーナ広場・トレビの泉・スペイン広場と いった、市の中心付近一帯だ。ここも、車が多いため空気はかなり悪いのだが、 ゆっくりと歩いてそれぞれの場所まわった。ヴェネツィア広場はヴィットリオ・ エマヌエーレ2世記念堂の横というだけあって、ローマの中心って感じが濃厚で、 それに反してナボーナ広場は芸をしてる人もいて庶民的って感じ。でトレビの泉と スペイン広場は"ローマの休日"を好きな人にはなんともいえない場所って感じだった。 もっともスペイン広場近くのブランドショップに日本人しかいないのには閉口だったが。
あと、今日行ったなかで、ひときわよかったのは骸骨寺。 雰囲気が雰囲気なだけに写真撮影って訳にはいかなかったが、 ものすごい数の僧の骸骨には圧巻させられるものがあった。

ピンチョの丘
3/17

今日はバチカン市国を見に行くと言うことにし、バスで一路サンタアンジェロ城に向かった。 正面の端と変わった形の城がマッチしててかなりいい景色だ。 橋の上でしばし休憩した後、そのままサンピエトロ広場にむかった。 バチカンの中心サンピエトロ寺院の正面の広場と言うこともあって、 かなりのスケールである。上に登れる寺院は昼過ぎに行こうと決め、 先にバチカン宮殿の美術館を訪れた。ここで有名なのはなんといっても、 システィーナ礼拝堂。あまりの人の多さに礼拝堂っていう厳粛な場所って 雰囲気はまったくなかったのは、仕方ないと言えば仕方ないのだが、 がっかり。それでも最後の晩餐を始め、それぞれの壁画がかなりいい感じなのは 確かだった。他のラファエロの間とかもなかなかなような気はするのだが、 いかんせん仏教徒ならぬ無信教のに本陣には宗教画ばかりというのは、 きつすぎなのかなというところだった。
宮殿をでて軽く昼食をとった後、いざサンピエトロ寺院の方に向かった のだが、どうも雲行きが怪しい。それでも、めげずにクーポラに登ったが、 小雨がぱらつき風もでてたのでかなり寒い。何度も柱の影に隠れるように しながら、ローマの景色をとりあえず楽しみ、その後スペイン広場へと 向かう商店街を抜けてそのまま宿に戻った。

コロッセオ
3/18

今回の旅行も今日でいよいよ最終日。 今日はローマ観光のメイン・コロッセオに行くことにしてたのだが、 まずは腹ごしらえと言うことで、テヴェレ川の対岸トラステヴェレ地区まで ピザを食べにいくことから始める。ガイドによるとピザのおいしい地区との ことだったのだが、こういった食事に飽きてきてたのかどうもいまいち。 ま、ピザはともかく街並みが落ち着いてて庶民的な感じがあったので、 なかなかよかった。
再びテヴェレ川を渡って、これまた"ローマの休日"で有名な真実の口のある ???を抜けて、フォロ・ロマーノに行った。古代ローマの大遺跡なのだが、 遺跡自体の様もさることながら、街中に平然とそういった空間がある ということに感慨深いものがあった。で、さらにコロッセオに行った。 TVでもよく見る超有名な建物だが、実際に見てみるとよくも2000年以上 昔にあんなとてつもなくでかい娯楽施設を作ったものだって感じだ。 ただ、コロッセオ内は床がなくなってるので戦いの場所だったって場所が ないので、ちょっと迫力にはかけるかなって感じたのですが。これで、今回の旅の 観光を一通り終え、最後の晩餐ということで、レストランに入り早めの 夕食を取った後、空港に向かって帰国の途についた。