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チェコ・オーストリア旅行記・中欧の古都とクルムロフ/ハルシュタットといった景勝の町を巡る旅

赤ちゃんを連れて、今までのような個人旅行ができるか?
そういった心配からなかなかどこに行くか決まらなかったが、自分のプラハに行ってみたい
との一言から、実際に子連れでヨーロッパまで行くことに。
近年の原油高による高額な飛行機代から、強い円は何処いった?と思わされるEUR高に、
安く楽しんでって訳にはいかなかったが、歴史有る町にサウンド オブ ミュージックの舞台となった
大自然にと、十分に楽しめる旅だった。

プラハ国立博物館
5/24

今回のフライトはオーストリア航空。それも、今まで常に格安航空券で旅をしてた自分にとって 初めてとなるPEX航空券を利用しての移動。格安航空券の大韓航空だと子供まで 燃油費をとられてしまい、直行便と大してかわらない値段となってしまったためだ。 ウィーンで乗り継ぎをして、プラハの空港に着いたのは18時頃。暗くなっていると 宿までの移動が心配になってくるところだが、5月末のヨーロッパということもあって そんな心配もなし。チェコは、この時期まだユーロに移行してないのもあり、どういった 通貨でお金を持っていくか迷ったんだが、宿代やレストランといった大きいところは クレジットカードとして、後は利便性を考えればいいだろうということで、初の 国際キャッシュカードで現地通貨を引き出すことに。まず、市内までの移動だが、 通常分かりやすいが高いエアポートXXの類ではなく、普通の市バス・地下鉄を 使っての移動のチケットが思いの外分かりやすく買えた。券売所だったので、 カードが使えるかなと思ってたが、それは駄目だったので早速ATMで出金。 想像以上に簡単に現地通貨が引き出せ、便利なものだなと思わされる。 出金時にレートが分からないことが不満といえば不満だが、それもいずれ改善されるのかなあ。 空港の建物をでてバスを待ってるところで、本当は夜中なのに何故か明るいという 時差を初めて体験したノエルが、ハイになって歩いてて転倒。旅行初日から 顔に傷を作ってしまう。抱っこしてあげておけばとも思われるが、ま、仕方あるまい。 その後、バスと地下鉄でホテル近くのヴァーツラフ広場に移動した。ちょうど、 夕暮れ時で、国立博物館が夕日に照らされてなんとも趣があった。 観光は明日からということなので、とりあえずその場を後にしホテルに向かう。 チェックインして部屋に入ってみると、何故かベットが2つにシャワー・トイレも 2箇所。直前割引で、3泊800eurのところを240eurで予約してたのもあるが、 元の値段でも考えられない豪華な部屋。心配になって、本当にこの値段でいいの? とフロントへ確認に行くも、特に問題なし。快適な旅のはじめとなった。

プラハ旧市街広場
5/25

今日は、旧市街の観光。昨日立ち寄ったヴァーツラフ広場を歩く。 プラハ随一の繁華街と聞いてたので、かなり栄えたところと思ってたのだが、 朝一ということもあってか、閑散とした状況。ま、人混みにまみれての 観光というよりはいいかという感じではあるか。そのまま、共和国広場の 市民会館に向かう。道中、観光ポイントにもならないような場所でも、 趣ある教会や塔があって、さすがプラハというところ。 共和国広場までくると、さすがにちらほらツアーの団体とかも見られてきて 一大観光地といった様相がでてきた。この広場横にある火薬塔は、その昔 王の戴冠式が行われた道の始まりということろで、上ってみたることにした。 最近、階段大好きのノエルも半分近く歩いてくれたので、思いの外、楽だった。 で、そこからの景色であるが、近くは旧市街広場の旧市庁舎、 遠くにはプラハ城と見えてかなりいい。その後、旧市街広場を抜けてカレル橋まで 歩いていった。 観光地らしく、道の両側に土産物屋が軒を連ね、マトリョーシカを 買うのを楽しみにしてる嫁には刺激的な通りだ。カレル橋は、スメタナの 楽曲でも有名なモルダウ川の上にかかる橋な訳だが、この橋の上に立ち 橋の両側に並ぶ聖人像に、左右の川面を見ていると自然とこの曲が 頭をよぎる感じがして、すごく歴史を感じた。橋を後にして、 今度はユダヤ人地区のシナゴーグのほうにいってみた。入場料が安くは なかったし、現金の持ち合わせもなかったので建物の外観をみるのとどめ、 歩き方に載ってたみやげもの市場にいった。さすが、市場ということで 旧市街広場のお店よりはお得なものが多く、早速土産の購入。 物色中、店員さんがノエルと遊んでくれることが多く、赤ちゃん連れも まんざらでもないなと感じた。旧市街を、歩いているうちにあっというまに 時間が経ってしまい、旅の初日が終わった。

プラハ城
5/26

今日は、プラハ城の観光予定日。宿でもらったMAPで思ったより トラムも便利に使えそうな感じなので、景色の見えない地下鉄よりは 楽しいかなということで、トラムに乗ってカレル橋付近に移動。 乗った場所が、割と幹線となる道路だったのと下りだったこともあり、 ものすごい加速で発車したのには、日本ではありえねーって感じで 面白かった。トラムを降りると、そこから城までは坂道。子供を だっこしての道のりは険しいなと覚悟していたのだが、予想外にも ノエルは大半を歩いてくれた。ま、お菓子をえさに歩かせたという感も なきにしはあらずだが、すごい赤ちゃんだ。城付近にくると、モルダウ川や 昨日歩いた対岸の風景とかがばーんと目にはいり、これまたすばらしい景色。 城の敷地内を散策してたり聖ヴィート大聖堂を見たりしてから、 北側のカレル庭園を抜けてこのあたりの観光を終える。続いて、対岸での 観光ポイントに考えてたペトシーン公園にいってみた。これまた、結構な 加速のケーブルカーであった。公園についてみると、そこからは特に 景色は見えず。やはり展望台に登らないと景色は楽しめないようだ。 当然、エレベータなどなく階段なのだが、意を決して登ることにした。 ここでも、ノエルはすごいパワーをみせて、300段中 220段の階段を登ってくれた。本当に、階段へのパワーはすごい。 ここからの景色は、旧市街のみならず先ほど行ったプラハ城の方も見えて、 これまた最高。本当、きれいな街ってのはそれだけでいいもんだなって感じだ。 その後は、気分をかえてもう少し南にあるショッピングモールに行ってみた。 今までの旅行だと、安くていい物があって楽しい買い物だが、ユーロ高も あって気軽に買い物とはいかず。今回の旅行、物価には悩まされ続けそうという 予感とともに一日を終えた。

チェスキー・クルムロフ
5/27

プラハを後にしてチェコ南部にある世界遺産の街、チェスキー・クルムロフに行く。 昨日のうちに、バスの乗り場とか時間を調べておければと思ってたが、ま、午前中の 早い時間にいけば大丈夫だろうということで、適当な時間にバスターミナルのある 駅まで移動。結構大きいバスターミナルがあるらしく書いてあったので、以前 トルコに旅行に行ったときのイスタンブールのバスターミナルのようなのをイメージ してたのだが、思ったより小さくやや大きなバス停といった感じ。 おかげで、たどり着くのにちょっと迷ったが、無事バスに乗ることができた。 のどかな風景のなかを走り続けて、3時間半ぐらいでチェスキー・クルムロフについた。 南に移動したせいか、プラハに比べてだいぶ暑くなった感じだ。 とにかく、まっすぐ宿をとった旧市街をめざす。道中、クルムロフ城に教会にその 間を流れるモルダウ川といった景色が目に入る。本当、きれいだ。 チェックイン後、やや遅めの昼食をとってクルムロフ城のほうにいく。 旧市街からはモルダウ川を渡っていくのだが、川を渡ってからは城を抜けるまで、 ずっと上り坂。とはいえ、ノエルが結構歩いてくれたのと、 すれ違う人々が 手を振ってくれたりしたので気持ちよく観光できた。さらに庭園にまで足を のばして散策をしたりしてるうちに、あっという間に夕方というか夜。 一度部屋に戻った後、夕食を食べて、ライトアップされたクルムロフ城をみて で今日も無事終わり。

チェスケ・ブジェヨヴィツェ旧市街広場
5/28

今日は、観光地としてはそれほどメジャーじゃないチェスケ・ブジェヨヴィツェに移動する日。 クルムロフから一日で次の予定のザルツブルクに行けないこともないが、のんびりとした 旅行ということで、列車に乗り換えるこの街で一泊しようじゃないかという訳だ。 プラハからクルムロフに行く時も停まったのだが、ここのバスターミナルは、駅前の ショッピングモールの屋上。なかなか便利なところだ。街について、まずは腹ごしらえ ということで、モール内のフードコートでランチを食べる。よくある、カウンタ内に いろいろな料理が置いてあって、適当に選んで頼むタイプで、今までの経験では庶民レベルの うまいものが食べられるという形式なのだが、冷えた食料がでてきてがっかりさせられる。 どうも、今回の旅行は食に関してはぱっとしない。旧市街手前に宿をとってたので、 そこまで歩いていってチェックインしてから観光をすることにする。外国に行くと、 ドアが手動のエレベータというのを見かけることがあるが、ここの宿もそうで 怖いことに内側にドアなし。びっくりした。ちょっと休憩してから、旧市街広場の ほうに抜けていくと、スポーツショップのウィンドウでインラインスケートを発見。 それも、国産のやつでアグレッシブタイプ。思わず、中にはいって見に行くが 重いし安くもなかったので、購入には至らず。ま、そういう物があったというだけ うれしいところだ。旧市街広場には、例のごとく教会と尖塔とかがあったので、 塔に上ってみた。観光色が強いところではないのもあってか、プラハで上っていた ようなのと比べて結構急。ま、高さはそんなになかったのでそう大変ではなかったが。 塔の上からの景色は、プラハほどではないが、これまた中世の街といった趣が 随所に見られてなかなかよかった。というか、何よりここちよい風がふいていたのが 快適だったかなってところだ。夕食は、チェコ最後の夜ということなので、 気を取り直して、バドワイザー直営のレストランに行ってみた。そんなに期待は してなかったのだが、行ってみると地元の人っぽい人が大勢いて活気があり 期待できそう。で、メニューを見ると値段も安めときた。やはり、旅行中は 地元の人が多くいる店がベストってのに違わず、味もよく最後にして 満足いく食事に出会えたなて感じだった。

リンツ
5/29

チェコを離れてザルツブルクに移動する。電車で直通だといいなと 思ってたのだが、電車の乗り換えはもちろんのこと、何故かバスでの出発。 結構細い道を爆走したので、気分悪かった。なんやら、線路が 修理かなんかで使えなかったため代替輸送となってたようだ。 1時間ほどバスに乗った後無事鉄道にのる。今までの旅行では途中 国境を越えたことがなかったので、どんな感じかなと楽しみにしてたのだが、 EU圏内ということで、特になにもなし。見落としたのかもしれないが、 日本で県境を越える時によくあるような看板すらなかったのには、 拍子抜けだった。しばらく乗ると、ドナウ川沿いの街・リンツに到着。 乗換をして通過の予定だったのだが、ザルツブルク行きの列車を 遅めの時間にしたらここも観光できそうだったので、急遽リンツ市内を 見に行ってみることにする。市街まではトラムで行くのだが、国鉄・トラムの 駅両方がとても近代的でしゃれてたので、芸術の国にきたんだなって 実感させられた。トラムでは、繁華街を抜けてドナウ川のほとりまで行ってみた。 青く澄んだ川をイメージしてたのだが、黄色っぽい川面で思っていたのと違ったが、 それはそれでいい風情だった。オーストリアでも大きい方である教会とかを 見た後、市の南部にある小高い丘に登ってみた。川も見えてきれいではあったが、 近代化された街って感じで、さすがにプラハとかを見てきた後では趣には 欠けた感じであった。夕方、駅に戻りザルツブルクに移動する。 街が近づいてくると、車窓からホーエン・ザルツブルク城が見えてきて とても雰囲気がよく、明日からの観光が楽しみと感じる。

メンフィスベルグの丘
5/30

ザルツブルクの宿は、今回の旅で一番高かったので、それなりには 快適だろうと思ってたのだが、エアコンがなく、結構な暑さのため 寝苦しい夜を過ごした。とはいえ、そんなことでめげてはいけない ということで、元気に観光にでかける。最初に行ったは、サウンドオブミュージック でも出てきた、モーツァルトの小橋。出発前に、DVDを2,3回見てからの 旅だったので、一見なんの変哲もないような橋でも印象深い。 その後、旧市街の方に歩いていく。小橋の近くだと、モーツァルトの銅像が ある広場があるのだが、折しもサッカーのEURO2008開幕直前ということで、 銅像周りにはイベント設備が作られてて観光という感じではなかった。 レジデンスの中とかを見た後、さらに旧市街を散策する。昼飯は 嫁が友達にきいてた海鮮系のサンドを売ってるNordseeに行ってみる。 パンは、それなりの値段で売ってたのでそうしておけばよかったのだが、 一品物をとって食べることにしたので、昼からすごい値段。まあ、味は よかったから仕方ないが、今回の旅行で一番高い食事となった。 ランチの後は、今日のメインイベントってことで、メンフィスベルグの丘に 登る。映画でもここからの風景が用いられてたが、ザルツブルクといえば ここでしょう!って感じのすばらしい景観で、旧市街の教会とかと ホーエン・ザルツブルク城がバーンと見えてとてもよかった。 近くのおもちゃ博物館とか、馬洗いの噴水とかをみてから、新市街に 戻ってミラベル庭園に行く。ホーエン・ザルツブルク城が見えて きれいなところなので、楽しみにしてたのだがここもEURO2008のため いろいろ準備してたのでちょっと雰囲気でなかったなって感じだった。 もっとも、映画ででてたような噴水は、これだ!って感じでよかったが。 小さな街とはいえ、ほとんどの観光地が歩ける範囲ということもあり 結構歩き通しになってしまいかなり疲れる一日だった。

ザルツブルク城
5/31

ザルツブルク観光2日目。ホーエン・ザルツブルク城に行く。 山の上の城ではあるが、今はケーブルカーで行けるということで、 労なくして城の間近に。眼下に見える旧市街やミラベル宮殿をみてから、城内に。 かなり簡素というか質実剛健な感じの城だ。そう大きな城じゃないので、 そんなに時を経ずに城内観光終わり。ま、城内より景色とかを楽しむ方が いいなって感じだ。その後、サウンドオブミュージックのワンシーンで 使われたガラスの小部屋があるヘルブルン宮殿に行く。暑い時期に、 人気がある場所であるせいか、結構待ったあとに中に入る。いたる所から 水がでてくる仕掛けがあって、ガイドさんと意気があえば結構びちょびちょに。 自分は、旅行者ということでおとなしくしてたのだが、背中に背負った ノエルと一緒に一発浴びてしまう。ま、すぐ乾いたのでそれもよしであるか。 ガイドツアーが終わって気づいたのだが、目的のガラスの小部屋は公園内にあって ツアーで回る必要がなかった。結構待ったので先に気づいてたらと悔やまれる。 再び旧市街の方に戻って、今度は映画でも使われたノンベルク修道院に。 直前に何回かみた割には、ここだってはっきりわからなかったのだが、 それっぽい雰囲気で味わい深かった。ここの観光を終えると、いい時間に なったので、駅前までもどって夕食をとることにした。旧市街とちがって、 ややお手頃な感じで、物価高に苦しめられてる身としては久しぶりに 気分よく食事ができた。

サンクト・ヴォルフガングの宿
6/1

ザルツブルクをあとにして湖水地方・ザルツカンマングートに行く。 朝、駅に移動してみるとスーパーとか店が全然あくけはいなし。 バスの時間とかを調べてるうちに、目をつけてたアジア系っぽいインターネット 電話の店があいたので、一度実家に電話をしてみるかということで、 行ってみる。こういう店の宿命か、どうやって電話するのか分かりにくかったが、 気さくな店主のおかげで無事日本の母に近況を伝えられた。 ノエルはりんごをもらったし、店が開いてないのは日曜だからという 日本では想像できないような、こちらでの普通を教えてもらったりでいい店だった。 ということで、朝食はスーパーで安くあげたかったのを諦めて、 駅前でようやくオープンしたパンやで腹ごしらえ。 で、その後最初の目的地のサンクト・ギルゲンに移動する。 ギルゲンはヴォルフガング湖の一番手前にある町で、 子供のころのモーツァルトがきたことがあるとかで、小さい銅像がある町。 外国人観光客よりは、自国の街の人が観光にくるって感じの町で、 かわいい街並みだった。街並みを抜けて湖岸まで歩いていき、 サンクト・ヴォルフガングまでの船に乗りにいく。 出発まで時間があったので、アイスを食べたりちょっと湖に足をつけてみたり。 普段、水を怖がらないノエルであるが、砂がいやだったせいなのか 冷たかったせいなのか大泣き。楽しんでくれなかったのは残念であるがそれも いい思い出であろうか。その後、船に乗り込み、しばしの船旅を楽しむ。 宿は、船着場の近くだと思ってたのだが、ここでトラブル発生。なんと 場所が全然分からない。しばらく迷い歩いた挙句、なんとか宿にたどり着く。 湖畔にあるペンションで、とても景色がよかった。

シャーフベルク山
ハルシュタット
6/2

シャーフベルク登山鉄道に乗った。蒸気機関車ということで、もこもこ煙を 出しながら登っていく。基本山の中という感じなのだが、たまに視界がひらけると ヴォルフガング湖に対岸の山々にと素晴らしい景観が見えて、期待が高まる。 しばらくして、山頂駅に到着。まさに、サウンドオブミュージックででてきた 世界だ!って感じだ。電車は山の南斜面を登ってきたので、上では360度 いろいろな方向の景色をみてまわる。圧巻は北側。断崖絶壁になってて 下を見るのはかなり怖い。で、遠方はザルツカンマーグートの山々や湖が みえて、これまた素晴らしい景観だ。山の頂上一周をわりとゆっくりみて、 いい時間になったので、山頂のロッジで昼食を食べる。いい景色に、昼からの ビール。かなり快適だった。 食後、また登山鉄道にのって麓におりて、その足で本日の宿泊地である ハルシュタットに向かう。ハルシュタットは、ザルツカンマーグートの 奥地にある湖畔の小さな街。世界遺産になってるということもあって、 バスが通る太い道は、街の裏の山の中を通しており、観光にかけてる!って 感じが伝わってくる。宿にチェックインした後、ちょっと休憩して街の 散策にでかける。曇天に包まれてという天候だったので、どちらかというと 昨日のヴォルフガング湖の方が好みかなという感じだったが、 わびさびではないが、趣はあるかなというところだった。狭い土地柄という こともあって、土葬場所の確保のために、いったん土葬した後しばらくして 骸骨を掘り起こしてそれを飾っておく風習があり、その飾り部屋はかなり 宗教チックなところだった。

メルク修道院
6/3

今日は、ザルツカンマーグートをはなれて旅の終盤であるドナウ川周辺とウィーンに かけての地域に移動する日。ハルシュタットの駅は街から湖をへだてて 反対側にあるので、船にのって駅に向かう。船からみるハルシュタットの街も なかなかのものだって感じだった。ハルシュタットを通る鉄道はローカル線で 無人駅だったので切符は車中で買うこととしてそのまま乗り込む。切符なしで 乗るのは後でもめそうで、あまり好きじゃないのだが何事もなく車内で切符を 入手できて、本日の目的地のメルクに向かう。メルクは、駅からそう遠くないところ 宿をとったつもりだったあが、坂道を下って登ってだったので、思ったよりは 遠かった。ここの宿は、海外サイトで予約したところで、ちゃんと予約ができてるか 他よりやや不安だったのだが、予感的中というか問題発生。やや場所が違うきが するが名前があってたので、紙を見せてチェックインをしようとすると、無事 部屋に通されたが、どこか飛び込み客のような感じ。再度確認にいくと、どいやら 違う宿だったようで、改めて予定してた宿に行く。チェックイン後、明日 ドナウ川クルーズの船にのる船着場の下見に行って、その後夕食を 宿の一階のカフェでとって一日がおわる。

ドナウ川クルーズ
6/4

今日は、ドナウ川クルーズの日。船着場に行くと、ほどなく船がやってきて 無事乗船し出発。雨じゃなかっただけマシという感じだが、曇がちで 楽しみにしてた景観も、ちょっと物足りなげという感じだった。ま、 そんなこともあろう。2時間弱の船旅を終えて、今日の宿泊地の クレムスに到着。宿は、市街地を挟んで船着場の反対だったので、 市街地を横断して歩いて行く。途中、ワインの試飲会をやる会場に いきあたったが、宿からはまだ遠かったし子連れでというわけにも いかず試飲会はなし。そのかわりというか、夕食はいつもよりは ちょっと小奇麗なところにいく。イベントが1個ということもあって、 わりとさらっとした一日だった。

6/5

最後の滞在地になるウィーンに移動。クレムスからはそう遠くないので、 普通電車にのんびりと揺られて、ウィーンに到着。ここ数日毎日 移動を繰り返してたが、これでようやくゆっくりと落ち着いたという感じだ。 宿は、ビルの一フロアをホテルとして使ってるタイプで、手動で ドアを開け閉めするエレベータがついてて、昔ながらって感じだった。 ランチに、宿近くでピザを食べた後、今日は観光はなしということで、 近くの店とかを見てまわった。といっても、自分はそうお土産を 買うほうではないので、とくに収穫はなし。ちょうど、EURO2008開催直前と いうことで、試合を控えたクロアチアサポーターとかがいて賑やかだった。

シュテファン寺院
6/5

今日は、ウィーンの市内の観光地をまわってみることにする。 まずは、博物館を通り抜けて王宮に向かう。ここの広場も、 EURO2008 のイベント会場になってたので、銅像とかも隠れてて 普段の街並みとは違うよう。明日、シェーンブルンに行くしという ことで、王宮には入らずに、そのまま中心のシュテファン寺院に向かう。 いつものように、ノエルをTONGAに乗せてあるいてたら、他の観光客に 声をかけられて、これどこで売ってる!って聞かれる。フランス製だから、 そこいらで買えるんじゃないのと教えたが、果たして彼はTONGAをGETしたのやら。 歩いての観光で疲れたので、楽しみにしていたザッハートルテを食べに行く。 我々が行ったのは、デメル。店内の雰囲気も良かったし美味しかった。 中心街はそんなに広くないので、ひととおり歩いたところで、歩き方を みてガソメーターなるショッピングモールに行ってみた。ショッピング モールとしてはたいしたことなかったけど、ガイドブックにもあるとおり、 古風なガスタンクが改装されてショッピングモールになってるのは 興味深かった。ま、帰国後テレビでみる機会もあったし手頃なものを 見に行ってきたというところだった。

シェーンブルン宮殿
6/5

シェーンブルン宮殿に行った。高校時代に、世界史を学んだ内容は だいぶ忘れてしまった感があるが、マリア・テレジアとかは聞き覚えの ある人で、彼の人が住んでたとはよく残ってるよな〜って感じだ。 駅を降りたところでは、すぐに入り口が分からなかったが、ちょっと 迷ったあとで無事宮殿に到着。宮殿の中は、とにかく広くてすごいの一言だ。 部屋へのアクセスが廊下からというのではなくて、隣の部屋づたいと いうのも結構あった。こんなので、プライベートは大丈夫なんだろうかとも 思ったが、そもそも廊下からつながってないような部屋は、完全な私室で 手前の部屋に入れるような人しか入る必要がないといったところか。 かなり広大な建物の中を見学した後、今度は外に出て庭の散策。 正面の広大な庭園はおいておいて、脇にある日本庭園から散策開始。 ウィーンにある宮殿に日本庭園があるとは驚きだ。ま、調べると 歴史はそう古いものではないようであるが。その後、敷地内にある 動物園に行く。国内であれ外国であれ、子供には動物園のほうが 魅力的なようで、ここを見て回るうちに閉園時間。ということで、 正面の広場は通過して帰ることにして、観光は終わり。 ホテルに戻ってみると、ノエルが食あたりなのかひどい下痢に。 明日帰国ということで、おむつの枚数を調整してきてたのにこれは、 痛い状況だ。おまけに、今日は日曜日ということで店は空いてない・・・。 最後のおむつは、飛行機で使えるようにと今日はバスタオルで しのごうかということになったのだが、そんな対応では済まなそうな状態。 仕方なく、病院にでも行って頼んだらなんとかしてくれるかもと 思い、一人夜の町を地下鉄にのって病院に向かう。乗り換え駅で、 幸運にも、開いているコンビニをみつけて無事おむつをゲット。 ユーロ高で苦しんできたとどめかのように、一枚70円近いおむつに なってしまったが、これでなんとか無事に帰れそうだ。

機中のノエル
6/6

ホテルをチェックアウトして帰国の途につく。日本人の小さい子供は 珍しい?ってことで、チェックアウト時も、宿で飼ってるインコを 頭にのせてくれたりで、つかの間の楽しい時間を過ごしてから出発。 あとは、普通に電車にのって空港に向かい、大人しく日本に帰る。 子連れの、珍道中だったが、今回も楽しい旅行だった。